Departmental Bulletin Paper 相談支援専門員の利用者に対する14の援助者役割とその獲得機序(第一報) : 知的障害者領域における6名のベテラン相談支援専門員へのインタビューから
A Study on Acquiring Mechanism of fourteen Consultation support specialist’s Roles for User : Analyzing Six Veteran Consultation support specialists Interview in Intellectual disability Institutions (first report)

塩満, 卓

13pp.161 - 178 , 2016-03-31 , 佛教大学福祉教育開発センター
ISSN:13496646
NCID:AA11988112
Description
本稿の目的は、知的障害者領域における相談支援専門員の援助者役割の獲得機序を明らかにすることである。知的障害者領域で10年以上の勤務系経験を持つベテラン相談支援専門員6名に半構造化面接を実施し、データ分析を木下の修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチで行った。分析の結果、56の概念と14の援助者役割を生成した。 14の援助者役割は、「一緒にいる人」、「自己決定の誘導者」、「社会資源につなぐ役割」、「トラブルの仲裁者」、「親きょうだいへの伴走者的援助者」、「社会体験の水先案内人」、「手続きの代理・代弁者」、「躾や常識を教える人」、「見本の提示者」、「住民との相互交流の促進者」、「何でも屋」、「つまづいた後のフォロー役」、「本人が決めることを支援する役割」、「聴き役」であり、それぞれ先行研究に同種の援助者役割が存在した。 また、これら援助者役割の獲得は連鎖的であり順位制があり、援助者役割の獲得過程により、相談支援専門員の成長過程は、「新人期」、「中堅期」、「円熟期」の3段階となった。「新人期」から「中堅期」への契機には「満たされないニーズの発見」があり、「中堅期」から「円熟期」への契機には「理想と現状のギャップに伴う疲弊感」があった。 なお、本論文では「新人期」から「中堅期」までの期間に焦点化して論じることとする。
相談支援専門員
援助者役割
修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ
成長段階
立ち位置
Full-Text

http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/FC/0013/FC00130L161.pdf

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