紀要論文 S県障害者水泳協会における障害種別を越える活動 : K会長の取り組みを中心として
Activities of S-Prefecture Swimming Association for Disabled which is Beyond Types of Disabilities : Focusing on Efforts of Chairman-K.

手賀, 尚紀

13pp.217 - 228 , 2016-03-31 , 佛教大学福祉教育開発センター
ISSN:13496646
NII書誌ID(NCID):AA11988112
内容記述
筆者は、障害文化を研究テーマにS県障害者水泳協会でフィールドワークを行っている。この水泳協会の特徴は、発足時は身体障害者の組織であったが、知的障害者や精神障害者にも門戸を開き、現在は障害種別に関わりない組織として活動していることである。しかし当初は、知的障害者等への偏見があり、受け入れには会員の多くが否定的であった。その後、K会長の先導的取り組みにより門戸を開くことになるが、そのきっかけとなったのが知的障害者のE さんである。そこで、K会長にインタビューを実施し、障害種別を越える組織となった経緯を聞き取りした。またK会長が経験した話しとして、身体障害者の障害種別団体間においても対立的関係がうかがえた。本稿では、このK会長のインタビューで聞き取りした内容と、それに考察を加えて報告する。考察においては、障害者がもつ「背景」と、その背景をもった障害者の「目的」とが共通したところに障害種別を越える組織となり、活動が継続できている理由があるものと考えられた。また、この「背景」と「目的」を手がかりとして、障害種別を越えた障害文化の共通項を見いだせるのではないかと考えられた。
障害種別
偏見
水泳
障害文化
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/FC/0013/FC00130L217.pdf

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