紀要論文 介護記録の意識に関する一考察 : 自主的勉強会の取り組みを通して
One consideration about the consciousness of the care record : Through the action of the voluntary study session

奥野, 啓子

44pp.73 - 89 , 2016-03-01 , 佛教大学大学院
ISSN:18834019
NII書誌ID(NCID):AA12387934
内容記述
高齢化の進展に伴い認知症高齢者が増加している。介護者を混乱させる行動・心理症状(BPSD)は、対応如何によっては症状緩和に繋がる。BPSDを理解し適切な介護をするためには、根拠を含む情報の共有と検討を連携のもとで行う必要がある。本研究の目的は、連携の要となる「介護記録」の勉強会を通して、記録の変化を明らかにした上で、効果的な記録について検討することである。調査は、認知症グループホームと小規模多機能型居宅介護事業所に勤務する介護職員を対象に実施した。介護リーダーのインタビュー調査で得られたデータは狭義KJ法によりその構造、全介護職員を対象に行ったアンケートによる意識調査では勉強会の効果を明らかにした。その結果、業務の中で生じた危機感から介護職員が自主的に行った記録の勉強会の効果が見いだされ、それは利用者の「記述・描写」を中心に記載されていた。しかし感覚・推論・分析・評価といった「リフレクティブな実践記録」が少ないことは、行った介護の根拠の共有を困難にすることも同時に明らかになった。
介護職員
介護記録
勉強会
リフレクティブな実践
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/DF/0044/DF00440L073.pdf

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