紀要論文 B.ポッターとウェッブ夫妻
A Study on the relationship between Beatrice Potter and the Webbs

藤井, 透

62pp.23 - 44 , 2016-03-01 , 佛教大学社会学部
ISSN:09189424
NII書誌ID(NCID):AN10404127
内容記述
本稿は,ウェッブ夫妻の労働組合主義研究の頂点である1897年の『産業民主主義』の論理に,独身時代のビアトリスの研究と調査が,いかに大きな影響を与えていたかを論じた。ビアトリスは,1880年代に師弟関係にあったハーバート・スペンサーのつよい影響を受け,かれの研究から学んだ,「能力」,「欲求」のキーワードを使った「能力と欲求の経済学」を自分の経済学に据えた。「能力と欲求の経済学」はその後,1891年のビアトリスの『イギリスの協同組合運動』にも引き継がれ,『産業民主主義』では,コモン・ルールおよびナショナル・ミニマムを導出する決定的な方法的視点となった。また,ビアトリスはC. ブースの「ロンドン調査」に参加する以前に,コンベンショナル・ミニマム概念の萌芽的理解を得ていたことも明らかにした。
ウェッブ夫妻
ハーバート・スペンサー
産業民主主義
ビアトリス・ポッター
コンベンショナル・ミニマム
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/SO/0062/SO00620L023.pdf

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