紀要論文 評定と選択 : 選択肢が3個のときの正規分布モデル
Rating and Choice : The Nomal Distribution Model for Three Alternatives

山口, 洋

62pp.55 - 73 , 2016-03-01 , 佛教大学社会学部
ISSN:09189424
NII書誌ID(NCID):AN10404127
内容記述
本稿は,社会調査の単数選択法において3個の事物(選択肢)から最良の1個を選択させる場合,個々の事物の選択確率と,個々の事物に対する人々の評価(評定値)の相関・散布度がどう関係するかを,事物への評価が多次元正規分布に従うという仮定の下に,数理的に分析した。その結果,次の4点が明らかになった。(1)他の条件が一定ならば,ある事物が選択される確率は,他の2個の事物に対する評価の相関が高まると必ず高まる。(2)他の条件を一定として,ある事物に対する評価の散布度(標準偏差)が増大しても,その事物が選択される確率が必ず高まるとは言えない。しかし(3)他の条件が一定なら,ある事物に対する評価の散布度が限りなく増大すれば,その事物の選択確率は,その条件下での最大値へと限りなく近づく。また,(4)3個の事物に対する評価の相関がすべてゼロ以下であれば,他の条件を一定として,ある事物に対する評価の散布度が増大すると,その事物が選択される確率は必ず高まる。
社会調査法
単数選択法
評定法
相関
散布度
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/SO/0062/SO00620L055.pdf

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