Departmental Bulletin Paper 宋代の保甲法と都保制に関する一試論
A study of Bao-jia System and Du-bao System under the Song Dynasty

與座, 良一

6pp.13 - 34 , 2016-03-01 , 佛教大学歴史学部
ISSN:21854203
NCID:AA1251450X
Description
本論では、宋代保甲法の編成方法と戸数原則、そして1都の規模の大きさを確認し、さらに都保制における職役負担の問題を考察した。北宋の教閲保甲編成地域では、原則として保丁を出す2丁以上の主戸のみで保甲を編成したため、1都の戸数が250戸を上回った。すなわち教閲保甲では、保丁民兵の確保とその教閲という軍事的目的のため保甲が編成された。結果、1都=250戸という戸数原則は維持されなかった。また南宋の都保制では、保正・副、大・小保長などの郷役負担者の確保が重視され、1小保の戸数が催税可能な規模に維持されたのではないかと推察された。一方、1都の規模は主戸だけで250戸を越える場合が多かった。すなわち都保制では、郷役負担者と租税徴収の確保のため都保が編成された。結果、1都=250戸という戸数原則は維持されなかった。
保甲法
都保制
小保長
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/RO/0006/RO00060L013.pdf

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