Departmental Bulletin Paper 知的障害者の加齢変化の特徴と支援課題についての検討
A study of the characteristics and support challenge of change associated with aging of people with intellectual disabilities

植田, 章

13pp.41 - 56 , 2016-03-31 , 佛教大学福祉教育開発センター
ISSN:13496646
NCID:AA11988112
Description
本稿では、知的障害者の加齢変化の特徴と支援課題について明らかにするために、先行研究の分析や事例研究を行った。加齢変化の特徴としては、1.40歳代を節目にして生活習慣病や合併症などの医学的な管理が必要になること。また、身体的機能は、40歳代後半から50歳代にかけて急激に落ち込むこと。2.認知症に罹るリスクが高く、発症が早い傾向にあること。3.ダウン症などのように障害そのものが老いを確実に早めるということ。また、早老症とは別にダウン症者の加齢変化の特徴には、急激な「退行現象」がみられること、4.障害特性と社会的体験の幅の狭さから、高齢期に自分自身や家族に起こる様々な変化を受け止め、対応していくには多くの困難が伴うこと、があげられる。そして、以上のような特徴は、障害を有するために、障害のない人の老化とは区別し、何らかの特別な支援方法なり配慮が用意される必要があることを明らかにした。つまり、一般の高齢者施設に移行した場合においても、支援内容は大きく異なってくる点を理解しておかなければならない。
知的障害者
加齢
認知症
高齢期
支援課題
Full-Text

http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/FC/0013/FC00130L041.pdf

Number of accesses :  

Other information