Departmental Bulletin Paper 〈資料の紹介と研究〉帝国実業講習会と渋沢栄一の『実践商業道徳講話』 : 大正期実業教育の一側面(中)
The Imperial Correspondence School of Commerce and Eiichi Shibusawa's "Lecture on Practical Commercial Morality" : An Aspect of the Business Education in Taisho Era (2)

野﨑, 敏郎

61pp.87 - 104 , 2015-09-01 , 佛教大学社会学部
ISSN:09189424
NCID:AN10404127
Description
『実業講習録』シリーズは,1915 年から1922 年まで,比較的に小規模な改訂が加えられ,1923 年には大規模な刷新が企てられる。このとき,帝国実業講習会総裁である渋沢は,シリーズのなかに「商業道徳」編を組みいれることを望み,みずからその任に当たった。第一次世界大戦後の国際情勢は,日本の経済・産業にとって好機とみられたが,この『講話』は,こうした浮かれた風潮に冷水を浴びせかけるかのような手厳しい論調を有しており,日本の国益をこそ最優先せよという彼の年来の主張が前面に押しだされている。彼はまず,人が社会の一員として立つ以上は,その世にたいして尽くさなくてはならないと論じ,経済によって道徳が活動し,道徳によって経済が永続することを指摘し,信用の重要性を説いていく。
実業教育
渋沢栄一
実業之日本社
商業道徳
関東大震災
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/SO/0061/SO00610L087.pdf

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