Departmental Bulletin Paper オールクリアランスからマイナーチェンジへ : 第3 期を迎えた被差別部落の住環境整備

後藤, 直

Description
京都市内の被差別部落では1953 年,錦林地区における公営住宅建設をスタートに60 年間にわたり2 回のまちづくりが取り組まれてきた。1 期が現地改良(スクラップアンドビルド)方式による住宅地区改良事業に基づく住環境整備であり,事業が取り組まれた多くの地区でオールクリアランス(全面改良)を実現する。2 期は1990 年代以降,千本を中心に取り組まれてきた住民参加による新たなまちづくりで,2002 年の「くらし21」の竣工を契機に千本,田中,錦林,東三条,七条でストック計画による改良住宅建て替えが実施されてきた。そして2011 年2 月京都市は「京都市市営住宅ストック総合活用計画」を発表。同和地区を市営住宅団地(団地再生団地)と位置づけ「耐震・高齢者対策を講じながら住み替えをベースにしながら人口減少による事業全体の縮小を図る(マイナーチェンジ)」とする‐京都市内の被差別部落における3 期目のまちづくりが今日的に取り組まれている。本稿では京都市内の被差別部落で取り組まれてきた1 期(オールクリアランス),2 期目のまちづくり(マイナーチェンジ)を検証する。また「ストック計画」を中心とした3 期のまちづくりを考察する。
オールクリアランス
マイナーチェンジ
住宅地区改良事業
まちづくり
被差別部落
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/SH/2015/SH20150L001.pdf

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