紀要論文 精神科病院長期入院者への退院支援に関する先行研究の動向 第2稿
A Study on Preceded Research of Discharge Supports for Long-stay Psychiatric Patients(2)

杉原, 努

12pp.53 - 70 , 2015-03-31 , 佛教大学福祉教育開発センター
ISSN:13496646
NII書誌ID(NCID):AA11988112
内容記述
日本は世界でも群を抜いて多数の精神科ベッドおよび長期入院者があり、その対応は精神保健福祉政策の喫緊の課題である。そこで、長期入院者への退院支援に関する先行研究の論点を明らかにするとともに、退院を困難にしている要因の検証を行った。さらに、先行研究が着目した研究視点をカテゴライズした。その結果、17 の概念、5 つのサブカテゴリー、2つのカテゴリーに分類できた。一つのカテゴリー(本文表1 の番号1 から9)では、日本の精神科医療政策の問題点が明らかになった。地域における社会資源整備の遅れにより長期入院を生じさせてしまった現状があった。もう一つのカテゴリー(本文表1 の番号10 から17)では、考え方や実践における退院支援の観点が明らかになった。退院支援方法の確立と地域における支援システムの形成がなされつつある現状があった。これらは、長期入院者の社会的復権に向けた取り組みの一つとして位置づけられよう。本稿では主に後者のカテゴリー内容について論じる。 なお、本稿は同タイトルの第1 稿1)に次ぐ第2 稿である。字数制限があった第1 稿に記載しきれなかった内容について述べる。また、研究目的、研究方法、結果は第1 稿と同様なのでその一部を転記する。
精神科病院長期入院者
希薄な施策
政策誘導
社会的入院
生活支援体制整備
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/FC/0012/FC00120L053.pdf

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