紀要論文 離れて暮らすことを選択した精神障害者家族の意識変容プロセス : 予備調査3名のTEM 分析から
A Study on the Process of Consciousness Altering among the Family Members of People with Mental Disorder

塩満, 卓

12pp.17 - 35 , 2015-03-31 , 佛教大学福祉教育開発センター
ISSN:13496646
NII書誌ID(NCID):AA11988112
内容記述
本稿は、「子離れを決意した精神障害者家族の意識変容プロセス」を行うにあたり、平成25 年度に実施した予備調査における3 人の母親の語りをTEM により分析を行ったものである。3 人個々の主観的経験世界のTEM 図とそれぞれのストーリーラインを作成し、3 人の経験を統合したTEM 図とストーリーラインを作成した。分析の結果、以下3 点の知見を得られた。1 点目は、最初の必須通過点として設定した「統合失調症の告知を受ける」の前に「摩訶不思議な行動に気づく」という必須通過点が抽出された。2 点目は、等至点「離れて暮らす」の後に「友人役割や援助者役割からの脱却」を経て、「離れることでできる大人の親子関係」という2 つ目の等至点を抽出した。3 点目は、当初「親が頑張らなければ、という思い」がSG として作用していたが、等至点「離れて暮らす」ようになって以降は、「手伝いたい気持ちを自制する」「手も口も出さないように自制する」という対極の思いがSGとして作用していた。
精神障害者家族
世帯分離
意識変容
複線径路・等至性モデル
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/FC/0012/FC00120L017.pdf

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