紀要論文 高校階層とネットいじめの実態に関する実証的研究 :  いじめの問題に対する生徒指導の視点から
An Empirical Study of High school stratification and Cyber bullying : From the view point of pastoral care

原, 清治  ,  浅田, 瞳

14pp.1 - 13 , 2015-03-18 , 佛教大学教育学部学会
ISSN:13474782
NII書誌ID(NCID):AA11672731
内容記述
いじめに対する社会の目線はますます厳しさを増している。2013年6月28日には「いじめ防止対策推進法」が制定された。国や地方自治体はいじめに対する防止基本方針を速やかに策定し、いじめに対して学校や地域はどのように対応すべきなのか、明示することが求められている。 本研究で注目したのは、高校階層という学力変数を視野に入れながら、学校ごとに異なるネットいじめの被害の実態とそれを規定する要因である。そこで、近畿圏の高等学校8校に対してアンケート調査を実施し、高校によってネットいじめの発生率に大きな差異が生じていることを明らかにした。データ分析からは、(1)ネットいじめの「発生率」は高校階層による差異は小さく、むしろ学力上位校、中下位校ともにネットいじめの高い学校や低い学校が存在していること、(2)ネットいじめの「発生要因」には高校階層によって差が見られること、(3)一般に、ネットいじめの発生率の低い学校では、家庭や生徒同士の対面のコミュニケーションをとっている割合が高く、高校入学時にはすでにケータイを所有している生徒が多いこと、が明らかとなった。
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/KK/0014/KK00140L001.pdf

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