紀要論文 近代京都における商業地域の存在形態 : 四条通の商店街形成プロセスを視野に入れて
Characteristics of Central Shopping Street of Kyoto city in 1915-1935

渡邊, 秀一

22pp.49 - 64 , 2015-03-25 , 佛教大学総合研究所
ISSN:13405942
NII書誌ID(NCID):AN10441848
内容記述
本稿は近代都市の実態に即した歴史地理学研究を目指して,京都市・四条商店街を取り上げ,高次の中心商店街に成長していった大正4年(1915)から昭和10年(1935)の間の店舗構成やその変化,小売業者の存在形態を土地所有と居住実態から考察し,また機能の高次化と景観変化の関係について論じた。四条商店街は店舗構成から文化品種中心の東部,衣料品種に歓楽街的要素が入った西部,その中間的地区に分けることができる。こうした店舗構成と分節化の基本パターンは大正初期には形成されており,大正期以降に文化品種の小売業が転入することで中心商店街としての特性が維持されている。また,四条通北街区は大正末期から昭和初期にかけて多くの金融関連諸会社が進出している。それによって北街区の景観は変化したが,南街区の景観に大きな変化は見られず,商店街の機能的高次化は景観に反映していない。
近代
京都市
四条通
中心商店街
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/SK/0022/SK00220L049.pdf

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