紀要論文 <無量寿経> における一念十念 : 無著説と世親説による問題の提起
One-attention and ten-mindfulnesses of Amida-Buddha in Sukhavativyuha : A supposition based on the explanations by Asanga and Vasubandhu

中御門, 敬教

1pp.41 - 55 , 2015-03-25 , 佛教大学法然仏教学研究センター
ISSN:21888442
NII書誌ID(NCID):AA1271133X
内容記述
無著は『仏随念註』に、世親は『仏随念広註』と『釈軌論』に仏随念説を説く。「仏随念」とは、いわゆる「念仏」を表わす言葉である。その仏随念説では仏、世尊の一句(略説)には、仏十号中の世尊から天人師に至る九句(広説)の功徳が収まることになる。結果、一句の随念でも十句の随念でもその果報は共通する。今回の論文においては、この説を参考にしながら、<無量寿経> 所説の「一念十念」念仏説について、説一切有部の心王・心所の倶生説を加えて検証した。名号論との関係において、一念とは「仏、世尊」の功徳を随念すること(一度の随念)、十念とは「仏十号」の功徳を各々随念すること(十度の随念)、ひいては「広説・略説」との理解から一念と十念との同値関係が伺える点を提起した。
無量寿経
一念十念
念仏
仏随念
無著世親
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/HC/0001/HC00010L041.pdf

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