紀要論文 <研究論文>法教育の実践:ミニたまゆり「こども模擬裁判」を通じて学んだこと

國見, 真理子

内容記述
本学では地域交流イベントとして,こどもたちが職業体験をしながら町づくりを行う「ミニたまゆり」という活動を毎年実践している。この中の企画の一つとして,「こども模擬裁判」がある。これは,大学生ボランティアたちに裁判官や検事,被告人といった裁判関係者の役を演じてもらいながら,こどもたちに裁判員の職業体験をしてもらうという企画である。一般的に行われているこども向け模擬裁判のように,事前に用意した台本に基づき,こどもたちに裁判官や検事などの裁判の登場人物を分担して演じてもらいながら数時間かけて学んでいくものと異なり,こどもたちにはもっぱら裁判員として参加してもらいながら,裁判を楽しく短時間で体験することに主眼を置いている点に特徴がある。法教育とは,「法律専門家ではない一般の人々が,法や司法制度,これらの基礎になっている価値を理解し,法的なものの考え方を身につけるための教育」のことを指す。本学の「こども模擬裁判」は,こどもたちの体験活動を通じて司法制度に対する理解や関心を高めてもらうという点で法教育の実践例ともいえるだろう。そこで,本稿では,法教育全般に関する現状,「こども模擬裁判」実施にあたり直面した問題点,その克服のための教育上の工夫,そして実践を通じて得た知見を中心に論じることとする。
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