Departmental Bulletin Paper 子どもの言語表現の発達的検討 : 実験場面についての報告のテキストマイニングによる分析
The Developmental Study of Children's Verbal Reports : Analysis of Accounts about Experimental Situation by Using Text Mining

吉村, 啓子

(10)  , pp.1 - 12 , 2017-03-31 , 関西国際大学教育総合研究所
本研究の目的は,直前の経験に関する3 歳から9 歳の子どもの音声言語報告を,テキストマイニングの手法によって分析する事により,言語発達研究の一つの可能性を示すことにある。182 名の子ども(年少児40 名,年中児40 名,年長児40 名,小学校1 年生24 名,小学校3 年生38 名)が,簡単な記憶の実験を経験し,その場面について別室の実験者にその内容について報告するという場面を設定した。子どもの発話データを文字化し,テキストマイニングにより頻出語を抽出し分析を行った。その結果,「形」,「色」,「並べる」,「を」という言葉の使用に発達的な変化が見られた。また,小学校3 年生になると「覚える」という言葉を使うようになることも明らかになった。
The purpose of this study is to investigate language development. A sample of 182 children between the age of 3 and 9 participated in a study of how children talked about experimental situation. Children’s accounts were analyzed by text mining method. Our results indicate that there is development in the use of ‘shape’, ‘color’, ‘put’, ‘wo(Japanese particle)’, and that there are few children, under 8 years old, who use ‘remember’.

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