紀要論文 「三宮」概念の変遷と「准三宮」
Change in the concept of Sanguu, and JyuSannguu
「サングウ」ガイネン ノ ヘンセン ト「ジュサングウ」

手嶋, 大侑

23pp.38 - 58 , 2015-03-30
ISSN:13480308
NII書誌ID(NCID):AA11807171
内容記述
「三宮」は通常、太皇太后・皇太后・皇后の総称とされているが、史料を見ると、太皇太后・皇太后・皇后を指していない事例に多く出会う。この問題を解くために、各時代の史料を検討した結果、「三宮」の語は時代によって概念が変化していたことがわかった。すなわち、藤原威子の立后以前においては「三宮」は「三つの宮」の意で使用されており、「宮」と称されるものは「三宮」に含まれることがあった。そして、威子の立后以降、「三宮」は徐々に「三后」と同意語であるとの認識が浸透していき、十五世紀には完全に定着した。また、「三宮」概念に関連して、「准后」と「准三宮」も考察し、封千戸を与えることは「准后」に付随し、年官年爵は「准三宮」に付随することも指摘した。
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