紀要論文 歴史ドキュメント作品「プロジェクトX」を用いた主体的な学習態度と史料批判の観点の育成―「社会科・地理歴史科指導法」での活用を見据えた「日本と外国の歴史」における史料批判学習の実践から―
Upbringing of the Independent Learning Manner and Historical Materials Criticism Using the History Document Work “Project X”: Practice Report of Historical Materials Criticism in “Japan and the Foreign History” that Fixed its Eyes on the Utilization by “The Social Studies, Geography History Department Instruction Method”

濵田, 英毅

(17)  , pp.23 - 35 , 2017-12-25
ISSN:1348-3331
NII書誌ID(NCID):AA11833455
内容記述
 もはや教科指導力や実践的指導力のみが,教員に求められる資質能力ではない。情報が日々刷新される現代社会では,新たな教育課題も生起し続けると考えられる。そのため,教員採用時の現場即応力は前提として,その後も学び続ける意欲の旺盛であることが,本当の意味での即戦力であると認識されつつある。また,情報過多の時代では,教員として必要な教科・教職の専門知識が高度化した上に,情報を批判的に吟味し選別する力が求められている。こうした教育現場の実情に対して,教員養成の現場は的確に応えていく必要がある。すなわち,ICTの活用などの現代的な教育課題や,教科・教職領域における専門知識の高度化への対応だけでなく,批判的思考力や,主体的な学習態度の育成にも留意することが求められているのである。こうした課題に対する一つの解決策が,歴史ドキュメント作品を用いた史料批判学習である。社会科系教科の教員養成課程の授業で実践した結果,単なる歴史的方法論の理解にとどまらず,教員としての自覚の向上や学習意欲の向上,学んだ内容を自分自身の教育方法・教育技術へ応用しようとする姿勢が見られ,主体的な学習態度の萌芽と教科指導力や実践的指導力への学習の転移が認められた。
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http://libds.tamagawa.ac.jp/dspace/bitstream/11078/682/1/5_2017_23-35.pdf

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