紀要論文 ドイツにおける就学前教育の現状と課題
Situations and Problems of Early Childhood Education and Care in Germany

坂野, 慎二

(2016)  , pp.19 - 47 , 2017-03-31
ISSN:1348-3331
NII書誌ID(NCID):AA11833455
内容記述
 児童の権利条約(1989年)によって就学前教育についての関心が高まり,1990年に制定された社会法典第8典は,その後の1992年,2008年の改正によって,就学前教育施設への法的請求権を保護者に認めるようになった。また,2001年の「PISAショック」によって,就学前教育への関心が高まった。こうした流れの中で,就学前教育施設は,法的には福祉施設として位置づけられながら,教育機能を充実させることが求められるようになった。2004年にJMKとKMKで決議された「共通教育枠組」は,こうした流れをドイツ全体で確認したものといえる。しかし,就学前教育の領域での理論的流れは,自己形成アプローチ,状況的アプローチ,共同構成理論といった形で,多様な展開を示している。各州はそれぞれの立場での教育計画を作成しており,ドイツ全体での統一的流れとはなっておらず,多様な教育理念による教育実践が平行して行われている。
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http://libds.tamagawa.ac.jp/dspace/bitstream/11078/480/1/5_2016_19-47.pdf

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