Departmental Bulletin Paper 団塊世代の就労意欲と学習活動―雇われている団塊世代を中心として―
Correlation between Learning Activities and Work Motivation of Baby Boomers: Focusing on diversity of employment classification

藤波, 美帆  ,  大木, 栄一

(26)  , pp.77 - 91 , 2017-01-31
NCID:AA11629743
Description
 60歳以降も働き続けるためには,個人の学習活動・経験として,仕事の経験を積みながら得るOJTだけでなく,より自発性が求められる,あるいはより高度な経験を積むことと,60歳以前からの自学自習の経験が重要である。つまり,高齢期に引き続き就業するためには,個人は,現役時代に自発的に自らのキャリアを決定し,それに合わせた能力開発をしていくことが求められるのである。自ら決定したキャリアのためにどういった仕事をするのかを,企業(あるいは上司)に伝え,仕事の経験によるOJTの機会を質・量ともに高めるとともに,自学自習を行うことである。しかしながら,自学自習に対する支援を企業にのみ求めるには限界がある。したがって,今後,わが国として「70歳雇用」や「生涯現役」社会を目指すのであれば,そのための社会的基盤を整備する必要がある。さらに,団塊世代に対しては,働き続ける(就業意欲の継続)だけでなく,仕事を辞めた後の社会参加を促すという点からも,現在の学習活動が重要な役割を果たしている。そのため,学習活動を促進させる仕組み作りが必要となる。また,一度仕事を辞めた団塊世代に再び仕事に就いてもらうためには,仕事を辞めた理由が様々であるため,一律な支援は難しく,学習活動だけでなくより個別の事情に即した支援体制を整備することも重要である。
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http://libds.tamagawa.ac.jp/dspace/bitstream/11078/390/1/4_2016_77-91.pdf

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