Journal Article タイムスタディによる看護業務量調査

大場, 薫  ,  佐々木, 由紀  ,  長能, みゆき  ,  工藤, 智佳子  ,  大城, みゆき  ,  岸野, 信代  ,  小林, 敏子  ,  奥谷, 佐智子  ,  増渕, 孝子  ,  屋良, 千鶴子  ,  原田, 恭子  ,  山田, 緑

(13)  , pp.15 - 22 , 2016-3 , 東邦看護学会
ISSN:21855757
Description
研究報告
【目的】タイムスタディによる看護行為量観測法を用いて、A大学病院における看護行為内容と看護行為量の実態を明らかにする。【方法】研究対象者は、A大学病院の11病棟に所属する350名の看護師(管理職を除く)とし、看護師経験が2年目以上の者とした。調査期間は1週間で、研究参加への同意が得られた看護師が始業から終業までの業務内容と一連の看護行為に要した累積時間を5分単位で調査票に自形式にて記入した。データ分析にはExcel version 2010を用いて単純集計を行った。【結果】研究参加への同意が得られた看護師は168名で、延664勤務数の調査票のうち、有効な日勤のデータ数は延362勤務、夜勤データ数は延155勤務であった。有効回答数は延517勤務であった。日勤帯の看護行為量ピークは午前と午後それぞれにあり、夜勤帯の看護行為量ピークは、19時から21時と翌朝6時だった。看護行為量の上位は「看護師間の報告・連絡・申し送り」「記録」「看護職員の指導」「身体の清潔」「観察」「測定」だった。看護補助者と協働可能な看護行為内容として、「身体の清潔」「安楽」「排泄の世話」などが抽出された。【考察】A大学病院において看護行為量が集中する時間帯や実践されている看護行為、その量が明らかになった。その中から、看護行為が集中する時間帯の看護行為の中には、看護補助者と協働可能な行為があることがわかった。今後は、看護補助者への教育や訓練を確立しながら、看護師と看護補助者とで協働可能な看護行為についてさらに検討していくことが課題である。
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