Journal Article 第69回東邦医学会総会 シンポジウム:皮膚バリア機能と老化の科学 皮膚バリア機能と老化の科学光老化皮膚における皮膚内部構造変化

松永, 由紀子

63 ( 1 )  , pp.36 - 38 , 2016-03 , 東邦大学医学会
ISSN:00408670
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総説
皮膚の老化は主に加齢による自然老化(intrinsic aging)と環境要因による老化の2種類に大別され,特に環境要因の中でも紫外線(ultraviolet:UV)が組織に与える影響は大きい.長期間紫外線に曝露した光老化(photoaging)皮膚では角層の不全角化や表皮肥厚,メラノサイトの活性化,ランゲルハンス細胞の減少,基底膜の断裂と多重化,膠原線維(コラーゲン)の減少や弾性線維(エラスチン)の小塊状変性,カルボニル化による黄色化,血管・リンパ管の減少など皮膚全層にわたってドラスティックな変化が生じ,その結果しみ,しわ,たるみといった外観の肌悩みとして現れる.本稿では表皮―真皮境界部に位置する基底膜および真皮の主要構成成分である膠原線維,弾性線維などの細胞外マトリックスの構造変化を中心に,その変性メカニズムをこれまでの知見をもとに概説する.
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