学術雑誌論文 第145回東邦医学会例会 教育講演:モデル動物を用いた親子関係の神経生物学 親に運ばれる時に起こるこどもの鎮静化:乳児と仔マウスを用いた比較研究

堤(吉田), さちね

62 ( 2 )  , pp.120 - 123 , 2015-06 , 東邦大学医学会
ISSN:00408670
内容記述
総説
母親が母乳で子を育てる養育(子育て)は哺乳類に共通する特徴である.効率よく養育を受けるため,こどもの側も親を覚え,後を追い,シグナルを送るといった愛着行動を積極的に行っている.しかし,母子関係の維持に貢献する子から親への行動はあまり研究されておらず,その脳内基盤も未解明な部分が多い.今回,親に運ばれる時に起こるこどもの鎮静化(輸送反応)に着目し,ヒトとマウスで比較研究を進めた.その結果,乳児も仔マウスも親に運ばれると,直ちに自発運動量・泣く(鳴く)量・心拍数が低下することが明らかとなった.本総説では,基礎研究分野での愛着行動の捉え方に触れた後,上記の実験結果と期待される将来展望について紹介したい.
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