紀要論文 自治医科大学医動物学部門で4年間(2011-2014)に経験した寄生虫・衛生動物関連症例の検討

島田, 瑞穂  ,  山本, 大介  ,  早川, 枝季  ,  松岡, 裕之

内容記述
 2011年1月から2014年12月までに医動物学部門へ照会された120症例について報告する。マラリア根治療法前(46例)とマラリア以外の疾患治療前や溶血性疾患除外目的(14例)にglucose-6-phosphatedehydrogenase(G6PD)欠損症スクリーニング依頼があり,新生児黄疸を示したコートジボワール出身の男児と,フィリピン出身の母親と息子2人に欠損症を認めた。腸管内寄生虫症として日本海裂頭条虫症8例,アジア条虫症2例,アニサキス症6例,蟯虫症2例,鉤虫・糞線虫・回虫症各1例,ヒトブラストシスチス1例が照会され,腸管外寄生虫症としてトキソプラズマ症3例,肺吸虫・肝蛭・マンソン孤虫症各1例が照会された。衛生動物関連疾患9例の内マダニ咬症が6例(発熱1例)を占めた。発熱症例のマラリア除外依頼6例,その他の照会が17例(旅行者下痢症,渡航前相談,寄生虫疾患の除外)であった。当部門への照会は,県外からも78例と多く寄せられている。
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