Departmental Bulletin Paper 大学生の地域愛着と時間的展望
University Student’s Time Perspective and Attachment to Residence

奥田, 雄一郎  ,  阿部, 廣二  ,  三井, 里恵

(第16号)  , pp.157 - 164 , 2016-03-31 , 共愛学園前橋国際大学
ISSN:2187-333X
NCID:AA11548903
Description
本研究は,大学生の地域愛着と時間的展望との関連を検討したものである.大学生の時間的展望についてはこれまで様々な視点から研究がなされてきたが,大学生らが生涯発達の中で,自らの未来に対して,現在に対して,そして過去に対してどのような展望を描くのかは,彼らが住まう地域や彼らが学生生活を送り,そして彼らが学ぶ地域といった文脈と無関係ではないであろう.そのため,本研究においては,大学生の時間的展望と地域愛着との関連を検討した. 大学生183名(男性72名,女性111名,不明6名:1年生62名,2年生89名,3年生26名,4年生6名, 不明6名)に対して,鈴木・藤井(2008)における地域選好因子,地域愛着因子,地域持続願望因子に対するクラスター分析の結果得られた2群(地域愛着得点低群(n =77)・地域愛着得点高群(n =107)を独立変数とし,時間的展望体験尺度(白井,1994)の目標指向性因子,希望因子,現在の充実感因子,過去の受容因子を従属変数にしたt検定を行った結果,すべての因子において,地域愛着得点低群に比べて地域愛着得点高群の方が有意に得点が高かった.以上のことから,大学生の時間的展望を「地域という文脈」という視点から検討することの意義が示唆された.
研究ノート
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https://gair.media.gunma-u.ac.jp/dspace/bitstream/10087/10038/1/2016-okuda2.pdf

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