Departmental Bulletin Paper 和光大学学生の価値観とユニバーサル化時代の大学の在り方
Values Survey among Graduates and Students in Wako University and How Universities Could Function in the Universalized-Access Era

野中, 浩一

Description
和光大学の身体環境共生学科(W学科)は、多義的な共生概念を重なりの中心におきつつ、身体・健康、自然・環境、文化・生活の3つの柱を軸にした、幅広い教養を土台にする教育の場を目指して2007年度に創設された。保健体育教員資格を目指すそれまでにない資質の学生も多く集まり、すでに数世代が社会に巣立った。和光大学という「自由な研究と学習の共同体」を目指す場のなかで、卒業生たちはどう育ったのかを検証する必要がある。本論文では、進行中のW学科卒業生調査のなかから、どのような価値観をもつ学生だったのかを、在学生や世界価値観調査のデータと比較検証しつつ、和光大学という場にふさわしい資質がどのようなものかを模索した。W学科卒業生120名のデータは代表性に課題があるものの、自らの人生を自分自身で決めたいという価値観をもつ学生たちが、自由な環境のなかで異質な他者と触れ合うことで成長する例もある。単なるL型大学を目指す視点だけでは不足しており、未分化の学生たちが模索する場の重要性を示唆した。
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