紀要論文 沖縄県内保育所・保育園における地域に根差した造形教育の取組み : 身近な植物を用いた造形や染め織りの実践に関しての調査
Regarding Art Education Using Native Plants in Nursery Schools in Okinawa Prefecture. : Research and Questionnaire Results on Molding, Dyeing, and Weaving Native Plants in Art Education Activities

佐久本, 邦華  ,  さくもと, くにか  ,  Sakumoto, Kunika  ,  沖縄キリスト教短期大学保育科講師・幼児造形教育

(45)  , pp.63 - 77 , 2017-01-31 , 沖縄キリスト教短期大学 , Okinawa Christian Junior College
ISSN:0385-1745
NII書誌ID(NCID):AN10246900
内容記述
本研究は、沖縄の伝統行事や伝統工芸および民芸が、どの程度沖縄の保育現場に取り入れられているのかについて調査し、まとめたものである。2016年8月に「保育現場における幼児と沖縄の植物とのかかわり」について無記名アンケート調査を実施し、144件のデータを分析した。その結果、エイサーやムーチーづくりなど、沖縄の人に広く知られていると思われる沖縄の伝統行事を活動に取り入れている園の割合は、全体で97.2%と非常に高かったが、沖縄の植物を用いた昔ながらの玩具作り(ソテツの虫籠やアダンの葉で作る風車など)といった伝承造形活動を取り入れている園の割合はおおむね8~ 15%前後と極端に下がった。さらに現在、沖縄の身近な植物を使った染め物製作を取り入れている園は、宮古・八重山地区の13.0%を筆頭に、南部地区および北部地区で約10%、中部地区では2.4%と下がり、その他離島では0.0%であった。アンケートに答えて下さった先生方も、沖縄の植物や草木染めに興味があるものの、本島内の先生方に関しては、実際に体験したことのない先生方の割合も高く、保育を指導する側への普及活動の必要性も感じられた。
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http://okinawa-repo.lib.u-ryukyu.ac.jp/bitstream/20.500.12001/21428/1/no45p63-77.pdf

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