Departmental Bulletin Paper 認知症グループホームにおける“なじみの場づくり"に関する認識と実践  - 長野県のグループホームのケア責任者への調査から -
Awareness and care practices to provide comfotable environment in group homes for demented elderly A qiestionnaire survey with care managers of group homes in Nagano Prefecture

細田, 江美  ,  渡辺, みどり  ,  千葉, 真弓  ,  曽根, 千賀子  ,  松澤, 有夏  ,  有賀, 智也  ,  北山, 秋雄

17pp.85 - 100 , 2015-03-31 , 長野県看護大学紀要委員会
ISSN:13451782
NCID:AA11478590
Description
長野県の認知症グループホームで働くケア責任者の“なじみの場づくり"に関する認識の程度と実践頻度を明らかにするため,筆者らの先行研究結果から得られた“なじみの場づくり"の48項目を用いて質問紙調査を行なった。長野県内186施設のケア責任者を対象に実施し53(28.5%)人からの回答を分析した結果:以下のことが明らかとなった。48項目の中で,“なじみの場づくり"のために強く認識し,実践頻度が高かったケアは,「入所者の心身の状態を把握し,入所者の意欲を引き出しながら実際の生活行動を支える」であった.逆に,強く認識せず,実践頻度も低かったケアは,「生活行動を通じ入所者の持つ能力をさらに伸ばすリハビリテーション的な関わり」や,「入所者同士における関係性の調整」であった。また,認識の強さよりも実践頻度が低くその差が大きかったケアは,「入所者個々の不安の状態を把握し,その人に合った方法で生活の幅が拡がるよう時間をかけて関わる」であつた。逆に,認識の強さよりも実践頻度が高くその差が大きかったケアは,「予測される危険や悪影響を未然に防ぎ,入所者同士の関係を良好に保つ」であった。
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