Technical Report Japanese Adult Hypopituitarism Questionnaire(JAHQ)が有用であった潜在性副腎機能低下を呈するSheehan症候群の1例
A case of Sheehan syndrome with subclinical adrenocortical insufficiency showing the utility of the Japanese Adult Hypopituitarism Questionnaire(JAHQ)

中島, 華子  ,  加藤, さやか  ,  小牧, 和美  ,  村上, 徹  ,  門野, 真由子  ,  井上, 衛  ,  長谷川, 剛二

Description
症例は43歳女性。分娩時大量出血の後、産褥2ヵ月目の乳汁分泌不全を主訴に受診した。内分泌負荷試験と画像検査の結果、Sheehan症候群と診断し、無月経に対しKaufmann療法を開始した。自覚症状がなかったため、他のホルモン補充は行わず経過観察とした。1年後の内分泌学的検査では、変化を認めなかった。しかし、成人下垂体機能低下症QOL尺度(Japanese Adult Hypopituitarism Questionnaire;JAHQ)が100点満点中51.5点と低値であったため、診断から13ヵ月後に潜在性副腎皮質機能低下症に対しヒドロコルチゾン5mg/日の内服を開始した。その後、JAHQの順調な改善を認めた。JAHQを用いて軽微な症状を拾い上げることが患者QOLの正確な評価や治療開始の判断に有効であった。
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