Technical Report いのちのスープ 終末期がん患者さんの食を支える試み
INOCHI no SOUP ~ supporting the lives of people facing death~

柿原, 直樹  ,  西谷, 葉子  ,  淺野, 耕太  ,  能勢, 真梨子  ,  高梨, 阿紗美  ,  神田, 英一郎  ,  西村, 暢子  ,  大西, 瑛子  ,  眞釼, 彩子  ,  藤村, 恵子  ,  西川, 正典  ,  多賀, 千明  ,  田村, 祐樹  ,  河端, 秀明  ,  井川, 理  ,  山口, 真紀子  ,  山下, 弘子  ,  増田, 勝彦  ,  野村, 富美雄  ,  山口, 明浩  ,  谷口, 弘毅  ,  矢田, 裕一

Description
当院では終末期の食欲不振食として、スープ食を作成した。2014年4月から2016年3月までに、43名(男性27名・女性16名)にスープ食を配膳した。対象患者の主たる疾患は消化器がん、耳鼻科がん、婦人科がん、泌尿器がん、呼吸器がん、血液がん、良性疾患であり、主たる症状は食欲不振、嘔気嘔吐、倦怠感、口腔内の痛み、下痢、腹部膨満、呼吸困難感などであった。8名が死亡退院したが、最後にスープを飲んでから死亡するまでの期間は1-5日で、臨終の直前までスープを飲むことができた。一口でも二口でも口から入るということは、単なる栄養状態の改善ではなく、生きる意志を覚醒する。スープ食は、"命に直面している患者さん"が最期までその人らしく生きるための支えとなりうると思われた。
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