Technical Report S状結腸過長症に伴った腸管嚢腫様気腫症の1例
A case of pneumatosis cystoides intestinalis with sigma elongatum

小川, 聡一朗  ,  山口, 明浩  ,  弓場上, 将之  ,  山条, 純基  ,  近藤, 裕  ,  西村, 幸寿  ,  藤堂, 桃子  ,  中村, 吉隆  ,  阿辻, 清人  ,  柿原, 直樹  ,  井川, 理  ,  谷口, 弘毅  ,  上田, 悠揮  ,  碕山, 直邦  ,  河村, 卓二  ,  宇野, 耕治

Description
症例は40歳代女性。便潜血陽性の精査目的で下部消化管内視鏡検査を施行したところ、盲腸癌およびS状結腸に多数の嚢胞様隆起を認めた。S状結腸に超音波内視鏡で粘膜下層のガス像、下部消化管造影で数珠状の透亮像を多数認め、腸管嚢腫様気腫症(Pneumatosis cystoides intestinalis;:以下PCI)と診断し、腹腔鏡補助下回盲部切除およびS状結腸切除術を施行した。病理所見では、粘膜下層に多数の嚢胞を認め、液体成分の貯留はなく、PCIの組織像と一致していた。小児では、PCIの治療に高圧酸素療法などの保存的加療の有効性が報告されている。我々は、S状結腸過長症に伴った高度な便秘から結腸内圧が上昇し、結腸壁の破綻により生じたと考えられた成人のPCI症例に対し、我々は、腹腔鏡補助下の回盲部切除に加えS状結腸切除を施行したので報告する。
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