Journal Article 血液透析患者におけるdarbepoetin αからepoetin β pegolへの切り替え投与の長期成績

田村, 雅人  ,  小居, 浩之  ,  奈路田, 拓史  ,  中村, 章一郎

20 ( 1 )  , pp.19 - 23 , 2016-03-31 , 高知赤十字病院図書室運営委員会
ISSN:0919-7427
Description
darbepoetin α(DA)を6ヵ月以上使用している維持血液透析患者でepoetin β pegol(C.E.R.A.)への切り替えを31例に行い、その効果と安全性につき検討した。DA<80μg/4週の6例はC.E.R.A.100μg/4週に1回、DA≧80μg/4週の25例はC.E.R.A.150μg/4週に1回で開始し、腎性貧血治療ガイドラインに従い、目標Hb値10〜12g/dlとし、C.E.R.A.の投与量の調節を行い、適宜、鉄剤の投与を行った。投与前のベースラインから、Hb値の増減は1.0g/dl以内であったものがほとんどであった。12ヵ月後では、変更前と比較して、Hb値は統計学的に有意に増加した(Wilcoxon検定、p=0.001)が、24ヵ月では有意差を認めなかった。Hb値が10g/dl以上の維持が可能であった割合は12ヵ月、24ヵ月でそれぞれ、93.5%、96.1%であった。今回の設定量でHb値の変動は少なく、2年の長期でも効果は安定していると、考えられ、月1回投与にて、注射時の感染リスク・誤投与リスク・労力の軽減、医療廃棄物の減少に寄与すると考えられた。(著者抄録)
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