学術雑誌論文 内視鏡的に虫体を摘出しえた回腸アニサキス症の1例

川田, 愛  ,  佐々木, 紫織  ,  岩崎, 丈紘  ,  小島, 康司  ,  中山, 瑞  ,  内多, 訓久  ,  岡崎, 三千代  ,  岩村, 伸一

20 ( 1 )  , pp.15 - 18 , 2016-03-31 , 高知赤十字病院図書室運営委員会
ISSN:0919-7427
内容記述
症例は29歳男性。前日20時にサンマの刺身、タイ・マグロの寿司を摂取し、22時頃から間欠的な心窩部痛があり受診した。病歴より消化管アニサキス症を疑い、上部消化管内視鏡検査を施行したがアニサキス虫体は認めなかった。腹部単純CTでは回腸末端から回盲弁、上行結腸の著明な腸管壁肥厚があり、周囲の脂肪識濃度の上昇とリンパ節腫脹を認めた。回盲部周囲の消化管アニサキス症を疑い、同日下部消化管内視鏡検査を施行したところ回腸末端にアニサキス虫体を確認し、生検鉗子で摘出した後は症状も軽快した。小腸アニサキスの内視鏡による虫体摘出例は自験例を含めて7例しかないが、腸重積、出血や稀に穿孔を来すことがあり、内視鏡的摘除が望ましいと考える。(著者抄録)
本文を読む

https://redcross.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=9909&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1

このアイテムのアクセス数:  回

その他の情報