テクニカルレポート 不全対麻痺を合併した川崎病の2例

小林, 奈歩  ,  長村, 敏生  ,  木村, 学  ,  加藤, 大吾  ,  松岡, 太朗  ,  井上, 聡  ,  河辺, 泰宏  ,  東道, 公人  ,  藤井, 法子  ,  大前, 禎毅

内容記述
川崎病の急性期~亜急性期に不全対麻痺をきたした2例を報告した.症例1は2歳男児で,6病日に川崎病と診断してγ-グロブリン療法(intravenous immunoglobulin : IVIG)2 g/kg を2回投与するも解熱せず,亜急性期の16病日に不全対麻痺を来した.アスピリンを内服して様子をみたところ,25 病日に座位可能,26病日に解熱,41病日に歩行可能となり,後遺症を残さなかった.症例2は1歳男児で,急性期の7病日に不全対麻痺を発症すると同時に川崎病の診断が確定し,IVIG 2 g/kg投与を開始した結果,9病日に座位,11病日に歩行可能となり,後遺症を残さなかった.川崎病の急性期~亜急性期には運動麻痺を合併する可能性があるが,川崎病の治療としてのIVIG大量療法を徹底することで運動麻痺の合併を最小限にできる可能性があると考えられた.
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