紀要論文 Parasitic leiomyomaが示唆された大網腫瘍の一例
A case of omental tumor suggested to be a parasitic leiomyoma

長野, 佑衣子  ,  湯浅, 典博  ,  竹内, 英司  ,  後藤, 康友  ,  三宅, 秀夫  ,  永井, 英雅  ,  吉岡, 裕一郎  ,  宮田, 完志  ,  安藤, 智子  ,  渡邉, 緑子

66 ( 2 )  , pp.459 - 463 , 2015-09-01 , 日本赤十字社医学会
ISSN:0387-1215
NII書誌ID(NCID):AN00184873
内容記述
症例は59 歳女性で、人間ドッグで腹腔内腫瘍を指摘され当科を受診した。造影CT にて胃前庭部大弯と横行結腸の間に、長径35㎜の造影早期相から平衡相にかけて濃染する結節状腫瘤を認めた。大網由来の腫瘍を疑い腹腔鏡下腫瘍摘出術を施行した。術中所見では大網と横行結腸間膜の間に腫瘤を認め、容易に剥離摘出できた。切除標本の病理組織学的検索では、異型に乏しい紡錘形細胞が束状構造を示して増殖し、免疫染色ではdesmin 陽性、estrogen receptor 陽性、progesteron receptor 陽性、Ki67+ 細胞は1% 未満で平滑筋腫と診断された。術前CT で子宮に不均一に造影される多発腫瘤を認め、これは子宮筋腫と考えられたため、切除された腫瘤は子宮筋腫からのparasitic leiomyoma であることが示唆された。
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