Departmental Bulletin Paper 興味深いIDUS所見を示した中部胆管原発のいわゆる癌肉腫の1例
A case of Sarcomatoid carcinoma (so-called carcinosarcoma) of the middle portion of the bile duct with interesting finding on intraductal ultrasonography (IDUS)

海野, 純  ,  朝倉, 徹  ,  山本, 康央  ,  松浦, 真樹  ,  蒲, 比呂子  ,  富永, 現  ,  赤羽, 武弘  ,  乙供, 茂  ,  藤島, 史喜  ,  高橋, 徹

66 ( 2 )  , pp.448 - 452 , 2015-09-01 , 日本赤十字社医学会
ISSN:0387-1215
NCID:AN00184873
Description
症例は74歳男性。黄疸を指摘され当院を受診した。画像検査では中部胆管に結節状腫瘤を認め、intraductal ultrasonography(IDUS)では腫瘤は外縁部を除いてきわめて低エコーを呈した。経乳頭的胆管生検により胆管由来の未分化癌の診断となり、膵頭十二指腸切除術が施行された。切除標本にて総胆管内にポリープ状に発育する腫瘤を認めた。組織学的にはポリープ状腫瘤では紡錘形腫瘍細胞の密な増殖を認め、腺腔形成はみられず、特異的な間葉系組織への分化も認めなかった。免疫染色では上皮マーカーと間葉系マーカーの両者に陽性を示し、Sarcomatoid carcinoma(so-calledcarcinosarcoma)と診断された。多発肝転移再発により、術後4か月で永眠された。胆管内腔へのポリープ状発育は癌肉腫の代表的所見であるが、IDUSでの特徴的所見については報告がない。
Full-Text

https://redcross.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=7869&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1

Number of accesses :  

Other information