Departmental Bulletin Paper 特別養護老人ホームで生活リハビリテーションを実施するために必要な支援-車いすの自操に焦点をあてて-

山下, 喜代美

6 ( 2 )  , pp.137 - 144 , 2016-03-25 , 東京福祉大学・大学院
ISSN:1883-7565
Description
特別養護老人ホームで車いすを自操している入居者を、その自操状況別に、入居者の特性や自操の認識、意欲、居場所の安心感、依存等を分析した。対象者は、会話による意思の疎通が可能な人(49名)であり、認知症はないかあっても軽度であった。そして、自操状況別の入居者の特性や意欲との関連要因を明らかにすることで、生活リハビリテーションを効果的に実施するために必要な支援について考察した。「すべて自操」群は、自操に対する認識も肯定的で意欲や居場所の安心感も高く、日常生活の中に楽しいと感じることがあると回答していた。これに対し「時々自操かほとんど自操しない」群は、ほぼ反対の結果となった。意欲との関連要因では、「無理をしないでいられる」「楽しいと感じること」などが確認された。本結果は、生活リハビリテーションを実施するうえで、楽しいと感じることがあり、無理をしないでいられると感じられるような支援が必要であることを示唆している。
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