紀要論文 「~とする」における引用と決定・同定の連続性 : 「~と言う」と比較して
The Continuity of a Quotation and a Determination : An Identification about “~to Suru” in Comparison with “~ to Iu”

大塚, 望  ,  Nozomi, OTSUKA

(26)  , pp.39 - 54 , 2016-03-20 , 創価大学日本語日本文学会
ISSN:09171762
NII書誌ID(NCID):AN10387152
内容記述
形式動詞「する」は「と」という格助詞と共起し、「~とする」という引用構文をなす。本稿では、引用の「~とする」文について「する」を統語的に考察し、形式動詞や機能動詞であることを確認した。そして、実質動詞「言う」による引用と比較し、形式動詞「する」による引用が、伝達性の弱い引用で、ある判断の表明であることを述べる。また、「とする」は書き言葉であり硬い文体で用いられること、形式動詞として意味の幅を持つこと、表現形式が「とする」単独に限定されることを明らかにした。さらに、「とする」が判断の表明であるという結果から、その他の「とする」の用法である「決定」や「同定」が「引用」と連続するものであることを述べた。
形式動詞
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