Departmental Bulletin Paper 大学生における被奉仕志向性低減に向けたプログラムの開発

大和田, 智文  ,  川田, 素子  ,  鈴木, 公啓

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本研究の目的は,被奉仕志向性の高い大学生の社会への適応をよりよいものにしていくために,被奉仕志向性低減の要因を検討の上,被奉仕志向性低減に向けたプログラムを実施することであった.その際,他者に対する共感に着目し,調査対象者が他者の置かれている状況に敏感に反応できるようになることを心がけた.兵庫県内の私立大学1 年次生および3 年次生計21 名を対象に,被奉仕志向性低減のために考案された単一セッションで完結可能なプログラム(15 分程度の映像視聴および視聴前後における被奉仕志向性尺度への回答)を実施した.その結果,自身と異なる社会的カテゴリの人物に共感することが「許容的奉仕の期待」の低減に寄与する可能性が示された.以上より,本研究では,さらに被奉仕志向性を低めることに貢献できるような,コミュニケーション・スキル向上を目指す実践的プログラムを開発していくための将来的な道筋が見出された.
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