Departmental Bulletin Paper 「自らの学びの力」を育成する授業づくりのあり方 ―「目標と指導と評価の一体化」による教育方法からの考察―

加藤, 明

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「自らの学びの力」(学習の自立)は,学校教育にとっての理念,ねがいである.この理念,ねがいを実現するための授業づくりのあり方について,考察をおこなった.「自らの学びの力」の育成がうまくいかない理由の第一は,その実現をねらいとして掲げての授業づくりがなされていないこと.目標として明確に掲げ,そのための効果的な指導を積み重ねてきた結果の確かめが評価である.このような「目標と指導と評価の一体化」にたっての授業づくりがおこなわれていないことに,さらに目標として「自らの学びの力」の育成を掲げたときに,教科や領域の単元の目標の実現との関係をどうとらえるのか,日々の教科や領域の指導とかけ離れた形で「自らの学びの力」の育成を考えても効果のないことになる.この解決策として,単元のねらいの実現を図りながら,単元の指導を積み重ねての教科の目標,ねがいともいうべき「自らの学びの力」の育成をめざしてきた生活科の単元展開のあり方の考察を中心に,「自らの学びの力」の構成要素を観点としての目標の分析から始める授業づくりのあり方について,カリキュラム構成原理の見直しや,保育,生活科,総合的な学習と続く「自らの学びの力」を直接的なねらいとするカリキュラムの連続性のあり方も含めて考察した.
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