Journal Article 下部消化管内視鏡における二酸化炭素送気定着への取り組み-医療側の阻害原因とその介入への効果-

前田, 晃史  ,  八田, 圭司

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本研究は、下部消化管内視鏡における二酸化炭素( 以下CO 2とする) 送気使用の定着を目的として、内視鏡室に従事する医師6名、看護師7名へ「CO 2送気が定着しない理由」についてインタビューを行い、インタビュー結果から抽出した阻害に関する項目に対応した。CO 2送気が定着しない原因として、【CO 2送気の成果が全使用者に実感できない状況で、業務量が増加した】【CO 2モニターのアラーム音が頻回に鳴ることによるイライラ感】【安全性を含めた対象者が分からない】【CO 2送気が診療報酬加算されておらず、送気に躊躇する】の4カテゴリーを抽出した。これら4カテゴリーに対応したことで、慢性閉塞性肺疾患(Chronic Obstructive Pulmonary Disease:以下COPD とする)患者を除いた下部消化管内視鏡受検者にCO 2送気を使用することができた。今後は、CO 2送気が下部消化管内視鏡受検者の腹痛や腹部膨満を軽減できているのかを調査し、CO 2送気の有用性を評価することが課題である。
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