Journal Article 就業前の月経前症候群(PMS)が就業後の抑うつ度(SDS)に及ぼす影響 -新人看護師を対象とした1年間の追跡調査-

濱西, 誠司

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月経前の心身の不調は月経前症候群(PMS)と呼ばれる。女性ホルモンが変動する時期は心身の不調が生じやすく、女性が男性と比べうつ病の罹患率が高い原因の一つとなっている。本研究では女性労働者のメンタルヘルスに対するPMS の影響を明らかにするため、新人看護師を対象に1年間の追跡調査を実施した。その結果、就業前のPMS 症状と就業後の抑うつ(SDS)の間に有意な相関が認められ(R=0.38, P <0.05)、就業前に無症状~軽症PMSと評価された群と中等度~重度PMSと評価された2群間で就業1年後のSDS 得点を比較しても、中等度~重度PMS のSDS 得点が有意に高かった(P < 0.05)。以上の結果より、PMSは女性労働者のメンタルヘルスに関与しており、PMS症状の改善が女性労働者のメンタルヘルスの改善に寄与できる可能性が示唆された。
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