Thesis or Dissertation 料理写真撮影におけるおいしそうな構図決定を支援するシステム

柿森, 隆生  ,  カキモリ, タカオ  ,  Kakimori, Takao

pp.1 - 50 , 2016-03-25 , The University of Electro-Communications
Description
昨今, スマートフォンなどの普及により, 皆が自由に写真撮影できる環境が整っている. また, 撮影した写真をTwitter やFacebook に代表されるSNS に投稿しコミュニケーションをとることが一般的になっている. しかし, 素人が魅力的な写真を撮影することは難しい. 魅力的な写真を撮影するためには, 写真に関する道具と知識が必要になる. 我々はスマートフォンが普及していることを考慮し, スマートフォンで, おいしそうに見える料理写真を撮影できるよう支援する.我々は素人でも料理がおいしそうに見える構図で撮影できるように, 撮影前に構図を提示し, 料理を並び替えさせ, おいしそうに見える構図で撮影できるように支援する. ユーザは, まずシステムに料理を入力する. 本システムでは料理認識モジュールを実装しており, システムに自動で認識させることができる. そして, その認識した料理の特徴に基づいて, システムは構図を作成し, ユーザに提示する.その構図は一般的な写真に用いられる構図を基にして作成している. また, 撮影時のインタフェースでは, 料理を置く位置だけでなく, 撮影端末の角度も指示する.ユーザは, それらの指示に従い料理を並び替え, 端末をシステムの指示する角度に設定することでおいしそうな料理写真を撮影できる. さらに, おいしそうに見える構図に個人差があることも考慮し, システムが提示する構図とは別にユーザが簡単な操作で構図を作成し, システムに登録し, 後で使用できるインタフェースについても提供する. ユーザが構図を作成するインタフェースではスマートフォンならではのピンチアウトやピンチインといった操作を取り入れ, 作成しやすいように工夫をしている. また, 作成した構図のデータもユーザが扱いやすいように工夫した.システムに関する評価実験は2 種類行った. システムの操作性に関する評価実験と, 撮影した写真の質に関する評価実験である. 操作性に関しては, 使いやすいなどの意見があった. 写真の質に関しては実験で用いた写真全てにおいて, システムを使用しない場合を上回った.

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