Departmental Bulletin Paper 小児看護学実習における看護技術経験の実態

枝川, 千鶴子  ,  藤原, 紀世子  ,  豊田, ゆかり

12 ( 1 )  , pp.51 - 57 , 2015-12-31 , 愛媛県立医療技術大学
ISSN:18805477
Description
本研究は,小児看護学技術教育に関する基礎資料とするために,看護学科3年後期から4年前期に行われた小児看護学実習を終えた学生に対して,小児看護学実習での技術経験の実態について調査した。その結果, 【環境調整技術】,【安全管理の技術】,【安楽確保の技術】の₃項目とバイタルサインの測定や状態のアセスメント,手洗いの実施,などの細目は経験率・到達レベルの到達率が高かった。【排泄援助技術】,【呼吸・循環を整える技術】,【創傷管理技術】,【救命救急処置技術】の4項目は経験率70%を超える細目がなかった。経鼻胃チューブからの注入や膀胱留置カテーテル挿入患者の観察は経験率・到達率ともに低いことが明らかとなった。学生が経験する機会が少ない細目については,看護師のシャドーイングを行うなど指導者との調整により見学ができる機会を増やし,経験率を高めることが可能と考える。また,経験率を高めるだけでなく,思考や行動を振返り知識と統合し,さらに学内で演習できるように学習環境を調整することで,より実践能力向上に繋がると考える。
Full-Text

http://iyokan.lib.ehime-u.ac.jp/dspace/bitstream/iyokan/4774/1/kiyou12-51-57-edagawa.pdf

Number of accesses :  

Other information