紀要論文 愛媛県愛南町における認知症になっても暮らしやすい町づくりの推進 : 地域住民の認知症に関する意識調査の結果から

岡村, 絹代  ,  嶋田, さおり  ,  土幡, 淳  ,  小島, 美和

12 ( 1 )  , pp.37 - 45 , 2015-12-31 , 愛媛県立医療技術大学
ISSN:18805477
内容記述
本研究の目的は,地域住民の認知症への理解や自分たちの住む愛南町に対する思いを明らかにし,今後の愛南町における認知症対策の課題と方向性を検討する資料とすることである。無作為に抽出した30歳以上70歳未満の住民987人に対して,無記名の自記式質問紙調査を行い,463人から回答が得られた(回収率:46.9%)。対象者のほとんどは「認知症」という用語や認知症が病気であることを理解しており,予防の重要性も感じていたが,認知症に対する負のイメージも持っていた。介護サービス活用経験の良否は,愛南町の住みやすさの意識に影響しており,更なるサービスの質の向上が望まれた。また,認知症になった場合は特別養護老人ホームへの入所を,自宅で生活する場合は血縁の協力を希望していたが,今後は,地域の現状や認知症に関する各年代別の効果的な情報発信と啓発活動を行うとともに,ニーズに対応した在宅生活の継続可能な体制を確立させることが必要である。
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http://iyokan.lib.ehime-u.ac.jp/dspace/bitstream/iyokan/4772/1/kiyou12-37-45-okamura.pdf

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