紀要論文 住民と協働する力を養う公衆衛生看護学実習を実現するための実習体制づくりのプロセス

入野, 了士  ,  窪田, 志穂  ,  田中, 美延里  ,  八束, 育子  ,  松下, 久美子  ,  篠原, 万喜枝  ,  野村, 美千江

12 ( 1 )  , pp.15 - 21 , 2015-12-01 , 愛媛県立医療技術大学
ISSN:18805477
内容記述
本研究は,「地域の健康課題を見出し,解決に向けて住民と協働する力を養う」公衆衛生看護学実習の実現に向けた実習体制づくりの体系的な実施に寄与するべく,本学が行った「実習体制づくり」のプロセスを分析し,構成要素の関係性を整理するとともに,その特徴を明らかにすることを目的とした。教員と実習関係者との実習協議に関する記録を質的に分析した結果,73コードから20のサブカテゴリーが抽出され,最終的に抽出された11のカテゴリーとして要素が現れた。11要素の構造については,5要素が段階的に展開し,6要素がこれらを補完する形で体系的に整理された。これらの結果から,当該目的の実習体制づくりにおいては,①住民と協働するために住民へ近接していく段階的な手続き,②協議先の多様性と,協議に至るまでの時間の必要性,③実習内容と方法に関する実習受入れ側との多層的協議・決定の3点の特徴を考慮する必要性が考えられた。体系的に整理された要素については,病棟での臨地実習における実習環境の調整との共通点も多く,他の看護学領域での知見を取り入れることで,体系的な整理がより進められることが期待される。
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http://iyokan.lib.ehime-u.ac.jp/dspace/bitstream/iyokan/4767/1/kiyou12-15-21-irino.pdf.pdf

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