Departmental Bulletin Paper 福島原発事故による放射能汚染の広がり : 五年目の報告(減衰するセシウム134)
Environmental contamination by radioactive materials originating from the Fukushima nuclear accident : the fifth-year report (decay of caesium 134)

大井, 万紀人

47pp.37 - 42 , 2016-03-05 , 専修大学自然科学研究所
ISSN:0386-5827
NCID:AN00132417
Description
福島第一原子力発電所が事故を起こし、大量の(人工性)放射能物質を自然環境にばらまいてから5年が経過した。この間に行った放射能汚染の広がりについての研究では、東京の放射能汚染および東京圏のホットスポットの存在の確認[1, 2]、内部被曝と半減期の関係の考察[2]、福島県に伝わる伝統工芸「相馬焼」に用いる原料粘土等の汚染度合いの調査(その結果、相馬焼の伝統は続けられることになった)[3]、放射性セシウムによる汚染境界の調査[4]など、様々な事柄について研究を行ってきた。今年度の研究で特に顕著に見えたのはセシウム134の減衰である。セシウム134の半減期はおよそ2年であり、事故直後の汚染レベルと比較すると、5年経った現在は2[-5/2]、すなわち約18%にまでその量は減少した。この減少の意味について、この小稿では議論してみたいと思う。
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