紀要論文 援助要請と生活適応感の関連性 : 自尊感情と他者軽視の観点から
The Relation between Help-Seeking and Adaptation from the Aspect of Self-Esteem and Undervaluing Others.

石黒, 良和  ,  榎本, 玲子  ,  山上, 精次  ,  藤岡, 新治

6pp.31 - 40 , 2016-03-15 , 専修大学人間科学学会
ISSN:2185-8276
NII書誌ID(NCID):AA12515444
内容記述
これまで援助要請は自らの問題を解決するうえで適応的な対処法であるという前提があったため,単一尺度による検討がほとんどだった。本研究では大学生を対象とした質問紙調査を通じて援助要請を内容によって分類し,それぞれの援助要請の生起に対して自尊感情と他者軽視がどのような影響を与えているのか,その援助要請の内容によって生活適応感に差異が確認されるのか検討した。その結果,自尊感情が高い者は自立型援助要請をする傾向が高く,自尊感情の低い者は援助要請を回避する傾向が高かった。したがって,援助要請の生起には自尊感情の影響が強いことが示唆された。また,生活適応感に対して過剰型援助要請による影響は確認されなかった。自立型援助要請は生活適応感を促進するのに対して,援助要請を回避することは不適応を及ぼすことがわかった。
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