Departmental Bulletin Paper 配偶者間腎移植後の死別の語り : 医療事故という認識に着目して
The bereavement narratives after spousal kidney transplantation : Awareness of mishaps in medical practice

玉川, 貴子

6pp.87 - 96 , 2016-03-15 , 専修大学人間科学学会
ISSN:2186-3156
NCID:AA12515455
Description
異なる血液型であっても移植が可能だということもあり、配偶者間腎移植は増加傾向にあるといわれている。移植医療は、主に患者の成功体験によって推進されてきた面もある。したがって、移植手術後の死別や医療事故といったネガティブなケースは圧倒的に少数であり、かつ取り上げられることはほとんどない。本稿は、こうしたネガティブと思われるケース、つまり配偶者間腎移植手術後にレシピエントである夫が死亡したケースを取り上げるものである。ドナーである妻の語りからは、夫の死を医療事故と考え、提訴しようとしたものの、夫との死別場面が結果的に訴訟行為を踏みとどまる一つの要素となっていることが判明した。
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