学位論文 印象形成におけるカテゴリー・アクセシビリティ効果に確信が与える影響

森川, 健太

pp.1 - 26 , 2017-03-25
内容記述
カテゴリー・アクセシビリティ効果(以下,CA効果)が自分の考えに伴う確信によって調整されるかを検討するために,印象形成課題(Bargh & Pietromonaco, 1982)を改変した2つの実証研究を行った。研究1(N = 76)では,特性語の閾下呈示によって,カテゴリーのアクセシビリティを操作した後,頭を縦か横に動かしたままストーリーを聞かせ,確信を操作し,登場⼈物の印象を尋ねた。研究2(N = 45)では,研究1と同様の方法で特性コンストラクトの接近可能性を操作し,ストーリーを聞かせた後に,経験想起によって確信を操作し,登場人物の印象を尋ねた。実験の結果,研究1ではCA効果が観察された。しかし,確信によってCA効果が調整されるという本研究の仮説を支持する結果は,いずれの実証研究でも得られなかった。本研究の貢献点として,日本国内でこれまで用いられてきた閾下プライムの手続きよりも,実験状況の構築・統制の容易な手続きを確立した点が挙げられる。
首都大学東京, 2017-03-25, 修士(心理学)
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